我が家では、小学3年生の息子がDMM英会話でオンラインレッスンを受けています。
昨年の春からはじめて約6000分のレッスンを受講しました。
回数にして約240回になります。
習い事で遅くなる日以外、週4〜5回レッスンを受けています。
約1年近く続けてきたので息子の感想も交えつつ、DMM英会話についてまとめました。
DMM英会話公式HP
目次
DMM英会話に決めた理由
数あるオンライン英会話の中からDMM英会話に決めた一番の理由は、コストパフォーマンスです。
月額6,480円で毎日25分のレッスンができるのは最安クラスの料金です。
他社では教材の購入を求められることもありますが、DMM英会話は教材費も全て込みです。
この教材費込みでの料金というのが大きかったです。
教材もレベルごとに豊富に用意されていて、どれも無料で使えます。
さらに単語学習用のiKnow!も無料で利用できます。
コスパ最強というだけでなく、続けていくのに楽しい仕組みもあり、子供の入会を決めました。
もちろん無料体験レッスンも受けさせて、レッスン内容も気に入ったからです。
総合的にみて、価格とレッスン内容のバランスで選びました。
それでは、1年続けてきて子供への効果はあったのでしょうか?
結論を言いますと、とてもありました。
どのような効果があったか、またレッスンを続けてきて気がついたDMM英会話のメリットとデメリットについてお話しします。
DMM英会話のメリット
- レッスン料金が安い
- 予約が取りやすい
- 多国籍な講師がたくさん在籍している
- 豊富な教材が無料
- 続けるのが楽しくなる仕組みがある
レッスン料金が安い
DMM英会話は、プランにもよりますが毎日25分1レッスン受講できて月額6,480円です。
こども向けの週1~2回のレッスンのところだと月額3,000円前後で受講可能ですが、週に1回より少しずつ毎日英語に触れて欲しいということが希望でした。
短い時間でも出来るだけ英語に触れて欲しいと思い、毎日25分のレッスンが可能なDMM英会話を選びました。
DMM英会話公式HP
レッスン予定が組みやすい
これはDMM英会話の講師数の多さの為せる技なのですが、ネイティブプランの講師も含めると約7500人の講師が在籍しています。
講師数が多いため、直前でもレッスンの予約が取りやすいです。
レッスンの15分前まで、24時間レッスン可能です。
都合の良い時間を選んで利用できます。
DMM英会話では、日付の変更が深夜2時となっているのでAM1時30分までに受講するレッスンが、当日分としてカウントされます。
お子様のレッスンを深夜にすることはないと思いますが、大人は仕事の帰りが遅くなってもレッスンできるのがとても便利です。
キャンセルは30分前まで可能です。
子供の場合は、眠くなってしまったりすることがあるため、レッスンの予定が変更しやすいことはメリットでした。
我が家は、子供が学校から帰ってきて、慣れてからは自分で15分前に予約してレッスンを受講しています。
豊富な教材
全て無料で利用できる教材が豊富に用意されています。
レベルごとにわかりやすく分けられています。
市販の人気教材も含まれていて「Let’s Go!」シリーズや「SIDE by SIDE」などのテキストもあります。
また、英検対策やビジネス英会話・旅行英会話など必要に応じて学ぶことができます。
以前、別の子供向けオンライン英会話をやらせていたのですが、そこは指定教材をAmazonで事前に購入する必要がありました。
でも、購入してから子供のレベルとのミスマッチがあったりして購入したテキストが無駄になったことがあったんです。
DMM英会話は、教材をオンライン上で表示させながらレッスンが受講でき、もし合わなければすぐに違うものに画面上で変更可能です。
市販教材からオリジナルのものまで豊富なので、子供に合ったものを選ぶことができます。
レッスン内容は、フリートークを楽しんだり、教材を使用したり割と息子の気分に任せています。
最初の頃は、教材の【会話】の項目を1つずつこなしていたんですが、それだと飽きてきたので、いろいろ変えてみる今のスタイルが定着しました。
フリートークも題材に困ったら、デイリートピックというニュースのような教材を用意してくれています。
そのテーマを選んで、先生と話しています。
小学3年生なので、時事問題や政治的なニュースなど難しいものはまだ語彙が追いついてないので難しいですが、エンタメや自然などの話題を楽しんでます。
日本の漫画や文化についての話題や、自分の好きな漫画・映画・K-POPについてよく話していますね。
息子は、K-POPが好きなので、BTSや日本の漫画などについて、世界での評判などを聞けて嬉しそうです。
講師が多くて多国籍
DMM英会話の講師は現在、在籍数約7500人もいます。
オンライン英会話教室によっては、フィリピンに拠点を置いている教室が多いのですが、DMM英会話は129ヵ国以上の様々な国籍の講師が在籍しています。
息子は、このいろいろな国の先生と話すことをとても楽しみにしています。
多国籍な講師なので、国籍によって英語に訛りがある場合があります。
日本の中にいろいろな方言があるように、英語を話す国によっても様々な訛りや話し方、言い回しがあることが実感できます。
キレイな英語を習得させたいとなるとネイティブコースでネイティブの講師のみのレッスンも受講可能ですが、我が家ではこの多国籍な講師と学べることがDMM英会話の魅力です。
世界の人と話せる喜び
129ヵ国もの講師が在籍しています。
息子に聞くと、いろいろな国の話を聞くことができるのが楽しいとのことです。
その国にしかない行事や習慣・観光名所などについての話を楽しんだり、逆に日本のことを教えたりしています。
先日は、子供が好きなアニメ「鬼滅の刃」について話したようですが、先生に息子が「キメーツー・・・」と話かけているのが聞こえて・・・
先生もなんのことかわからなかったようで話が盛り上がらなかったようです。
私は、「鬼滅の刃」は海外だと呼び方が違うんだよと教えておきました。
翌日、鬼滅の刃の下敷きを手にレッスンに臨み、「鬼滅の刃」は海外では「デーモンスレイヤー」と呼ばれていることを教えてもらっていました。
そこからは、鬼滅トークを展開。
フィリピンの先生だったので、「デーモンスレイヤー」の映画がフィリピンでももうすぐ公開されることを教えてもらって喜んでいました。
そこから、鬼滅に関する英語の勉強をしていました。
レッスン後にその日のレッスンについて、講師がレッスンノートを描いてくれます。
動物が大好きな息子は、ケニアの先生とのレッスンではずっとサバンナの動物の話をしています。
日本にいながらいろいろな国の人と繋がることは、一昔前では考えられない経験を子供にさせてあげられています。
続けるのが楽しくなる仕組みがある
レッスン回数によって、これまでのトータルのレッスン時間が表示されていて、レッスン時間に応じてランクが表示されます。
息子は、現在プラチナランクです。
レベルアップまでの時間数が表示されているので、目標がわかりやすく、続けるモチベーションを持続させてくれます。
DMM英会話では、メダルコレクションという機能があります。
レッスンを受けた講師の国ごとにメダルがもらえて、レッスン回数によってメダルの色が変わります。
やはり一番多いのはフィリピン人講師ですが、はじめて聞くような国の先生に出会えます。
子供は、聞いたことのない国の先生、見たことのない国旗の先生のレッスンを選んだりしています。
どんどんメダルが集まることがコレクター欲を刺激して面白くレッスンを継続できます。
下記がメダルコレクションで実際、息子が集めたものになります。
コンゴ・ウクライナ・アルバニア・ジャマイカ・ザンビア・アンゴラ・ガイアナ・エジプト・ベナン・ルワンダ・パキスタンなどなど
他にもはじめて聞くような国の先生もいて、息子は地図帳を見ながら画面上でどこにあるのかなど興味津々で話しています。
DMM英会話のデメリット
- サポートが少ない
- 同じ講師のレッスンを受けにくい
- 日本語はほぼ通じない
- 通信環境
- 講師の英語に訛りがある
- 1レッスンの単価が安い
サポートが少ない
一番安い、スタンダードコースだとネイティブと日本人の講師のレッスンを受けることができません。
ネイティブコースを受講すると、日本人講師のレッスンが受講できます。
ネイティブコースの料金はスタンダードプランの倍以上の15,800円します。
息子は、たまにアメリカなどメジャーな国の人とも話してみたいと言うのでスポットでネイティブ講師のレッスンを受けたりしていますが、基本的には最安のスタンダードプランを利用しています。
ネイティブ講師のレッスンを毎日受けることができて15,800円なのも十分安いのですが、我が家ではスタンダードで今のところ満足しています。
無料体験レッスンを受ける際に、1度だけ日本人講師を選択することができます。
ここでいろいろ相談してみるといいですよ。
日常的なサポートという意味で、子供の英語レベルなど細かな相談をしたいといった要望が難しいです。
我が家も初回は緊張するかと思い、日本人講師を選んで受講させてみたのですが息子には逆に不評でした。
相手が子供なのでつい日本語で話してくれちゃうんですよね。
それに対して、息子は文法が間違えていたりするのが恥ずかしくてあんまり発話せずでした。
これは、子供の性格にもよりますがうちの子の場合は、外国の先生の方がお互いに日本語もわからないので間違えた英語を話しても恥ずかしくないらしいです。
親が英語ができれば講師に子供の英語レベルなどについて聞くことができますが
そうでなければ、サポート的なものはないので親がついて見てあげる必要があります。
スタンダードプランだと日本語がわかる講師は少ないので、英会話がはじめてといったお子さんには少し難しいかもしれません。
誰とでも話せちゃうような性格のお子さんなら大丈かもしれませんが、こればかりは無料体験レッスンで見極めてあげてください。
同じ講師のレッスンを受けづらい
週1回タイプでレッスン予約できるオンライン英会話だと、前もって予約できるので同じ講師を続けて予約しやすい場合が多いです。
継続して子供を見てもらえるので英語レベルなどを把握してくれるため、その子に合わせたレッスンを受けることができます。
DMM英会話は、講師数が多くて予約が取りやすく、英語にたくさん触れるためにレッスン量が多く取れることがメリットです。
毎日予約をとっていきたいところですがシステム上、1つの予約しか取れないため現在予約しているレッスンを消化しないと次のレッスンが予約できません。
そのためお気に入りの先生を前もって予約し続けることがタイミングが合わないと難しいです。
レッスン後に星5段階で講師の評価をするのですが、人気の高い先生は評価も高いためすぐに予約が埋まっていきます。
同じ講師の予約を取れなければ毎回、自分の求めるレッスンを新しい講師に説明する必要があります。
回数をこなしてくると、お気に入りの講師を登録しておけば、予約可能リストの最前列に表示されます。
息子は、好きな先生を見かけたらすぐ予約してレッスンを受けています。
今では、複数回レッスンを受けているお気に入り講師が数名いるので、そういった先生は子供の英語レベルや状況など覚えてくれていて、学校のことや前回話したことなどを聞いてくれたりします。
たくさんの人と出会える反面、一人の講師と深く関わりにくいためレッスンを続けていかない限り、表面的なレッスンになりやすいところがデメリットです。
日本語はほぼ通じない
スタンダードプランの講師だと日本語が通じる講師はあまりいません。
ある程度、自分で会話できないと25分がとても長く感じます。
息子も慣れるまでは、間が持たずスペルを聞いたり、別の講師とのレッスンで話したことと同じことを話したりしていました。
フリートークの間がもたなくなるので、まだ英会話に慣れていないお子さんは、親がその日やる教材を決めてレッスンを進めてもらうのが効率的です。
通信環境
これはどのオンライン英会話においても言えますが、講師の国やレッスン環境によって通信が不安定で途中で回線が途切れたり、講師とつながらなかったりします。
通学タイプの教室では起こりえないことなので、オンライン英会話全般のデメリットといえます。
格安で数をこなすことと、家にいながらにしてレッスンを受けられることがメリットなので、もしもの時はきちんと振替システムがあるところを利用すべきです。
DMM英会話では、レッスン開始時間から3分過ぎても講師とつながらない場合と、レッスン途中で5分以上レッスンが途切れた場合は、振替チケット(有効期限1ヶ月)が発行されます。
当日のレッスンも消化扱いにならないので、すぐ別の講師のレッスンを予約して、さらにもう1回振替チケットでレッスンを受講できるので、トラブル時は逆にお得です。
これまで240回ほどレッスンしてきましたが、通信環境が悪くてレッスンがキャンセルになったのは約6回程度です。
また、講師都合で勝手に講師側からキャンセルされることがあります。
これも今まで5回くらいありますが、その場合も振替チケットが発行されるのでお得です。
講師の英語に訛りがある
一番在籍数が多いフィリピン人の講師は、息子はあまり訛りが気になることはないそうです。
親の私が英語が話せないため、余程訛っている講師でない限り、私にはあまりわかりません。
息子はプリスクールで、イギリス人・アメリカ人・フィリピン人の講師に数年間教えてもらっていたため、それが基準となっていて、訛りは気になることがあるようです。
訛りが嫌ということではなく、いろんな訛りがあることにも興味をもっています。
英会話初心者のお子さんは、いきなり訛りの強い講師に当たってしまうとそれが普通だと思ってしまうかもしれません。
しかし、連続して同じ講師のレッスンを受講することは少ないので、訛りの強い講師ばかりに当たることはなかなかないです。
フィリピン人の講師は英語がキレイな方が多いので、まずはフィリピン人講師を選ぶか、最初はネイティブコースを利用するのも安心です。
そして、少しずつ世界のいろいろな英語に触れてみるのも楽しいですよ。
1レッスンの単価が安い
レッスン単価が安いことがなぜデメリットになるかというと、毎日受講できる権利があるにもかかわらず、つい疲れているとやらなくなってしまうからです。
我が家はもったいない精神で、初めのうちは毎日受講していたのですが、頑張りすぎても子供が辛くなるので、習い事が他にもある日や宿題の多い日はやらなくていいことにしていて、平均で週に4〜5回の受講を維持しています。
これが週1回で月4回しかないレッスンなら絶対休ませたくないですよね。
家で気軽にレッスンが受けられるため、値段に比例して休みたくなる気持ちに打ち勝つ気持ちの強さが必要になります。
お子さんの場合は、最初は親が決めて管理してあげましょう。
オンライン英会話比較
オンライン英会話をはじめるにあたり、最後まで迷ったのがネイティブキャンプです。
DMMと比較的料金などが似ているので、特徴を比較してみます。
DMM英会話 | Native Camp | |
レッスン回数 | 1回 | 無制限 |
レッスン時間 | 25分 | 25分 |
料金 | 月額6,480円 | 月額6,480円 |
レッスン単価 | 209円/回 | 受ければ受ける程お得 |
講師 | 多国籍 | 多国籍 |
兄弟割引 | なし | ファミリープランあり |
1日にもっとレッスンを受けたい、兄弟や家族でレッスンを受けたい方は、ネイティブキャンプの方がお安くレッスン可能です。
ネイティブキャンプは、レッスン回数無制限というのが凄いのですが、思いったったらすぐレッスンを受けられるかわりに、前もって予定をたてにくいです。
この点がライフスタイルによって、好みがわかれるので使いやすさを比べてみてください。
兄弟がいる場合や親も一緒にレッスンをうける場合は、ファミリープランがあるので格安で家族でレッスンが受けられます。
そういった方は、ネイティブキャンプも検討してもいいかと思います。
まずは、とにかく無料体験レッスンをいろいろ受講してみてください。
どこもだいたい体験レッスンが用意されているので、レッスンの雰囲気・内容・子供の様子・システムの使いやすさをチェックしていきましょう。
そうしているうちに我が子に必要なレッスンはこのタイプだなというのが見えてきます。
時期に応じて、子供に合うレッスンを受けさせたいですね。
我が家は、この1年は会話を重視したレッスンを望んでいたのでDMM英会話のレッスンがちょうどよかったです。
これからは、文法などをもっと効率的に学べるレッスンがあれば検討していきます。
子供のレッスンの効果は?
ちょうど1年続けてきた子供へのレッスンの効果は、とてもあったといえます。
一番変わったことは、英語で会話することへの恥ずかしさが取れたことです。
初めの頃は、文法などの間違いが恥ずかしくてほとんど自分から話しませんでした。
講師が一方的に話していることに、YesかNoで答えるのみといった感じです。
それが、240回レッスンを続けてきたことによって、多少文法が間違っていてもいろいろな話をすることの楽しさを覚えたようです。
私自身が英会話が上達しない要因の1つに、間違っているのが恥ずかしくて話しかけることができないということがあります。
それが、日本にいながらにして息子は話しかけないと間がもたないことを悟ったようで、過去形など知らない単語は現在形のまま、間違えていてもどんどん話しかける勇気を持つようになりました。
物怖じしないで話しかける勇気が英会話上達に一番必要なんじゃないかとすら感じています。
話すようになってしまえば、間違えを指摘してもらえるし、発音も教えてもらうことができるからです。
効果があったと一番感じることは、この発話する勇気をもてたことです。
また、わかりやすい効果としてはやはり英語を聞く能力があがっていることです。
英検やTOEFLの問題を家で練習させても、リスニングの点数が上がりました。
現在、小学3年生ですが先日、英検3級を受験し無事合格しました。(2021年3月)
ライティング(文法・語彙・スペル)が弱いので、これからは家庭学習で文法にも力を入れていきたいと考えています。
DMM英会話はこんな人におすすめ
これまでレッスンしてきて、DMM英会話がおすすめな方は、こんな方です。
- 英語耳を育てるために英語にたくさん触れたい方
- 会話重視のレッスンを求める方
- 英語のレッスン経験が少しある方
- 英語力を維持するために英語の会話を多くとりたい方
全くの初心者の方は、少し英語で話すのに慣れておいた方がレッスンに入る際の緊張が全然違ってきます。
お子さんは、キッズ対応可能な講師や初心者向けの講師を選択して、レッスンをはじめることをおすすめします。
まとめ
DMM英会話のメリットを活かして、たくさんの会話をこなしていくことができれば英語が楽しくなります。
はじめのうちは親が一緒に見てあげながら、レッスンの進め方の流れを作っていてあげればすぐに慣れますよ。
英語を小学3年生から学校で学ぶ時代になったので、英語をどうやって学習していくかの選択肢が豊富にあることは喜ばしい限りです。
無料の教材なども含め一昔前では考えられないほど手軽に英語に触れることができるようになりました。
オンライン英会話教室もたくさんあるので、英語レベルや性格に応じて向き不向きがあります。
我が家でも、今後は年長の下の子にもオンライン英会話を始めさせる予定なので現在、検討中です。
まずは、無料体験レッスンしてみることで少しずつオンラインレッスンに慣れさせていきたいところです。
小3の息子は、このままDMM英会話を継続していきます。