子供の乳歯の生え変わる時期
子供の歯が生え変わる最初の時期は、個人差はありますがだいたい6歳前後かと思います。
我が子も上の子は6歳の年長の時に一番最初の下の前歯がぬけました。
今ちょうど5歳の年中の娘の下の歯がグラグラしはじめたので、時期的には少し早い気もしますがもうすぐ抜けそうです。
娘の場合
2019年8月15日
車で出かけていたら娘が自分で触っていて最初の1本の下の前歯の乳歯が抜けました。
あっさり抜けてくれたのはいいのですが夜の車内で抜けたため娘が落としてしまって、朝になってから車の中を探しまくる羽目になりました・・・。
2019年10月20日
2本目の乳歯(下の前歯のもう片方)が抜けました。
1本目も2本目も自分で抜くという荒技をやってのけました。
お兄ちゃんよりしっかりしているかもです・・・お兄ちゃんは歯医者さんで抜いてもらったりしていました。
2020年8月〜9月
娘が年長で6歳になってから、8月からの1ヶ月の間に上の前歯2本と下の昨年抜けた前歯の横の2本の合計4本が抜けました。
同じくらいの時期にどんどん抜けたので、同時に前歯周辺の歯が4本ない状態となってしまい食べづらそうです。
笑うとバンパイアみたいといって楽しんでいます。
今回も4本全て自分で素手で抜いてしまいました。
グラグラしてると食べにくくてイライラするからとのことで、たくましい限りです。
みなさん、抜けた乳歯をどうしていますか?
息子の歯が抜けた際にどうしようか迷ったので色々調べてみました。
歯の生え変わりに関する言い伝え
乳歯に関する言い伝えは国や地域によって違います。
日本の場合
日本でよく耳にする乳歯の生え変わりの言い伝えとしては、上の歯が抜けたら縁の下へ、下の歯は屋根の上に投げるというお話をよく聞きます。
私自身も子供の時は、マンション住まいだったので縁の下や屋根がないためにイマイチどこに投げていいかわからないながらなんとなく空に向かって投げてみたりした記憶があります。
この抜けた歯を投げるという風習はアジア圏に多いようです。
込められた意味は、後から生えてくる永久歯が上に向かってまっすぐ生えてくることを願っているそうです。
欧米はどうなのか?
実は、海外ドラマやアメリカの子供向けアニメを見ていてたまに出てくるシーンで歯にまつわるエピソードや会話の中でアメリカはこうなのかな?というのを見かけることがあったで改めて調べてみました。
欧米では、抜けた歯を子供が夜寝る時に枕の下においておくと、夜中に妖精が現れて少額のコインやプレゼントに置き換えてくれると言われています。
国や地域によって、妖精ではなくネズミの場合もあるのですが、どちらにせよ朝起きたらコインかプレゼントに変わっているなんて素敵ですよね。
子供にとってなんて素晴らしい言い伝えでしょう。
私が子供ならこっちの方が嬉しいですよね。
ですので、欧米の子供達にとっては歯の生え変わりは楽しみなイベントになっているようです。
痛い思いをするかもしれないけど歯が抜けた後に嬉しいプレゼントがあるかもしれないと思えば歯が抜ける恐怖にも耐えられる気がします。
親の願い
どんな言い伝えにせよ、子供の歯の健やかな成長を祈る親心がその裏にあるのですよね。
やはり歯列矯正はお金がかかると聞くので、丈夫でまっすぐな永久歯が生えてくれれば子供の身体的にも親の経済的にもなんの負担もないですもんね。
こればかりはどんなに努力しても顎のサイズや持って生まれた要因などで思い通りにならないものですのでただ祈るばかりです。
我が子の乳歯が抜けた際に、この言い伝え通りで投げようかとも考えたのですが、現在は戸建に住んでいるものの昔と作りが違うため縁の下に投げ込めるスペースがありません。
なんだかその辺に投げるのも気が引けて、他の方法を探すことにしました。
そこで、決めたのが親は我が子の一番最初のファン?とでも言うべきか……へその緒や最初にカットした髪の毛を筆に仕立てるなんてのもあるので、乳歯も保管して大きくなったら見せてあげようかと考えました。
なかなか自分の子供の時の歯を見ることができるチャンスなんてないし、きちんと保管しておいてあげることで我が子の成長記録として残したい。
また、いつの日かプレゼントして子供自身がいかに親に愛されて育ったのかを実感してもらえたらなと思っています。
乳歯を保管するケースを決めよう
最近では、お子さんのへその緒などとまとめて成長の証として一緒に保管できるケースや、乳歯だけを集めて保管できるケース、1本ずつしまえるケースなど様々な乳歯ケースがあることがわかりました。
我が家ではいろいろ検討した結果、このケースに保管することに決めました。
海外の商品なのでまさに欧米の言い伝えの歯の妖精のイラストになっています。
本のような形になっていて開き口はマグネットが付いているのでぴったり閉まります。
開けてみると下記のような乳歯を収納するケースが付いています。
穴のあいた部分を回転させて1つ1つの空洞部分に歯を出し入れできます。
こうやって歯が抜けた日を書きこむことができます。
反対の見開きページには子供の写真を貼ることができるようになっています。
このケースに決めた理由
- 抜けた歯の場所がわかりやすい
- 抜けた日付を記入できる
- 1本1本が取り出したり収納しやすい
- 子供の写真を貼れる
- コメントを記入できる
- 本タイプになっているので成長アルバムのようにできる
上のお兄ちゃんには男の子向けバージョンのデザインを購入して今は2年生なので現在8本の乳歯が収められています。
今回、下の子は女の子なので女の子バーションのデザインを購入しました。
お兄ちゃんと妹の2冊を同じシリーズで揃えてみました。
これから兄妹共に成長を楽しみながら生え変わっていく乳歯たちを1本1本収めていきたいと思います。
乳歯のキレイな保管方法
乳歯を保管するにあたり抜けたばかりの乳歯には抜けた際の血だったり、様々な汚れが付着しています。
衛生面と長期保管による変色などを考えると美しい歯の状態でメモリアルとして保管したいと思います。
そのためにオススメの方法をご紹介します。
準備するもの
- オキシドール
- つまようじ
- 歯ブラシ
- ティッシュなどの拭くもの
- ペットボトルのふたなど歯の入る小さな容器
オキシドールとは?
まず、オキシドールとは消毒薬としても有名なのでご存知の方も多いかと思います。
過酸化水素水とも呼ばれていますが濃度が濃いものは劇物扱いですが、消毒薬などで市販されているものは濃度を3%程度に薄めたものです。
人体向けの消毒薬として使われ、傷口につけると白くシュワシュワした泡がたちます。
これは細菌やウイルスを殺菌している時に発生します。また、漂白作用もあるため洋服のシミ抜きにも使用したりします。
薬局などでも安価で販売されているので1本常備しておくと歯が抜けた際以外にも汚れのシミ抜きや身の回りのものの消毒などにも使用できるので便利ですよ。
安いとはいえ500mlもいらないと言う方は、最近は少量ボトルが100円均一の衛生用品売り場で販売されているのを見かけますので、小さいものを購入してもいいかと思います。
抜けた歯の処理方法
まず、抜けた乳歯の目立つ汚れをティッシュなどで拭き取ります。
歯の内側にはには歯髄という細胞があるため抜けた歯の色が血液などもあり赤茶色にすけて見えるかと思います。
これをキレイにお掃除して、乳歯は英語でmilk teethとも言いますが白いキレイな状態にしていきます。
次に、ペットボトルの蓋など液体がこぼれず、また歯が入れられる程度の小さな容器を用意します。
そこに、抜けた歯が沈むくらいの量のオキシドールを入れて、歯を沈めておきます。
シュワシュワと白い泡がたってきます。
汚れの具合にもよりますがだいたい丸1日程度つけたままにしておきます。
次の日になったら歯を取り出してみて、水でキレイに洗い流します。
まだ汚れが残っているようなら爪楊枝や歯ブラシでこすってください。
これまでやってみた経験上、オキシドールに1日つけておけばほぼキレイになりますが汚れがひどい場合は少し長めにつけてみてください。
実際に私が処理して保管している上記の写真のように、現在上の子の抜けた8本の歯を保管していますが、白くてキレイです。
ただ、乳歯を白くキレイに保管できるのも素敵ですが、一番大事なのは後から生えてくる永久歯が虫歯などにならず、白くキレイで健康であることが一番ありがたいので、日頃からの歯磨き習慣を大切にしていきたいです。
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