コロナ禍において、子供の習い事の形態について日々考えさせられます。
学校が休校になった際は、授業のオンライン化を早期に実現できないかと話題になりました。
最近はネットの情報などを調べて、習い事や教育に関してオンラインでできることの可能性を探っています。
英会話など学習系の習い事のオンラインレッスンは想像がつきやすいのですが、体を動かすような習い事をオンラインでできないかと気になっていました。
今回は、お家で運動教室ができると話題の「へやすぽ」の無料体験レッスンを受講してみました。
私が感じたメリットとデメリットも含めた保護者目線の感想と子供の感想などをまとめました。
目次
オンラインこども運動教室【へやすぽ】とは？
自宅でインターネットに繋いでオンラインで体を動かすこども向けの運動教室です。
パソコン・スマホ・タブレットなどからオンラインで受講できます。
週に1回30分のレッスンです。
へやすぽの基本情報
へやすぽの基本的な受講方法などを下記にまとめました。
へやすぽのレッスン受講方法
zoomを使用し、パソコン・スマホ・タブレットなどからオンラインで受講
週1回30分レッスン（レッスン録画動画は何度でも視聴可能）
へやすぽの利用料金
月4回 4,400円（1世帯あたり）
または、5回チケット 7,150円 もあります。
兄弟がいるご家庭は上記金額のみで一緒に受講できます。
へやすぽの対象年齢
幼稚園年少〜小学校3〜4年生程度
へやすぽの無料体験レッスンについて
無料体験レッスンでは、
・タオルを使って鉄棒に必要な筋力をつける「タオルあそび編」
・道具を使わずに鉄棒に必要な力をつける「からだあそび編」
のどちらかを選んで受講することができます。
もし1回じゃ物足りないという方は、2回それぞれを受講することもできます。
体験レッスンは無料で受講できますが、レッスン中のケガや入院に備えた保険料200円のクレジットカードでの支払いが必要になります。
申込方法
へやすぽの公式HP上から簡単に申し込みできます。
名前やメールアドレスなどの必要事項を入力し、表示されているレッスン日時から予定にあう日時を選択します。
申し込みボタンをクリックすれば完了です。
折り返し、申し込み完了メールが届きます。
無料体験レッスンまでの流れ
申し込み完了後にレッスンの受講方法などが記載された申込完了メールが届きます。
そのメールにスポーツ保険の支払い方法の案内があるので、保険料200円の支払いをします。
レッスン日の前日にzoomの招待URLなどのメールが届きます。
当日zoomでレッスンを受講します。
へやすぽのレッスン受講に必要なもの
体験レッスンを受講する際に必要な持ち物や私が準備したものについてまとめました。
当日必要なもの
・水分補給のための飲み物
・タオル編のみフェイスタオル（参加人数分）
・あれば床に敷くマットやクッション
へやすぽ事務局からの案内に記載されている持ち物はこれだけです。
受講前に準備したもの
保護者が事前に準備しなければならないことは、自宅の中で運動ができるスペースの確保とレッスン動画を視聴するための環境作りです。
運動スペースの確保
へやすぽからの案内によると畳２帖分のスペースがあれば大丈夫とのことでしたが、広ければ広い方が大きく動けます。
ぶつかってケガなどをしないよう家具などに注意してスペースを確保しました。
レッスンの視聴環境の準備
ちょうどカーペットが2畳サイズなので、2畳よりひとまわり大きい程度のスペースが確保できました。
レッスンは、zoomを使用してパソコン・スマホ・タブレットなどで動画を見ながら受講します。
zoomは、オンラインで使用できるのでメールで送られてくる招待URLにアクセスするだけで利用できますが、慣れていないと最初はとまどうので事前にインストールしておくとスムーズです。
表示名の変更や画面表示の方法などの操作方法に慣れておきましょう。
お子さんが恥ずかしがったり、自宅内を見られたくない場合などは、画面オフにして受講することも可能です。
できるだけ画面が大きい方が見やすく、臨場感もあるのでよりレッスンを楽しむことができます。
我が家は、パソコンにzoomで動画を映し、PCとTVを繋いでTVの大画面で見ることができるようにしています。
へやすぽ無料体験レッスンの内容
10分前には、zoomを繋いでおくようにとのことだったので早めに入室しました。
レッスンは、マンツーマンではなく数名のお子さんと一緒でした。
画面表示を切り替えれば、お友達も表示させることができたり、画面オフにもできるので子供の様子を見ながら変えることができます。
娘はシャイな性格なので、最初は恥ずかしがって初対面の先生と話すのを嫌がっていました。
10分前からzoomに繋ぐことによって、緊張をほぐして先生たちと楽しく話す時間を作ってくれています。
娘もこの間に少しずつオンラインレッスンの雰囲気をつかんでいました。
無料体験レッスンでは、まずタオルを使って鉄棒に必要な力をつける運動を遊び感覚で行いました。
先生が見本を見せてくれたり、お手本動画が流れるのでマネしてやっていました。
先生が褒めてくれるので楽しく双方向に会話をして、レッスンにのめりこんでいました。
30分のレッスン時間があっという間に終了しました。
保護者も一緒に参加する部分があるので、久々に私もはしゃいでしまいました。
へやすぽのメリット
へやすぽの無料体験を通して感じたメリットをまとめました。
運動神経を育てることができる
へやすぽのレッスンは、運動神経を育むための７つの能力を育てるための動きが組み込まれています。
子供が体育でつまずきやすい器械運動や球技などに必要な能力を、特別な器具を使用せずに育てることができます。
運動が好きになれる
先生がポジティブな声かけをたくさんして褒めてくれます。
子供は成功体験を重ねることができ、自己肯定感を育むことができます。
送迎時間がかからない
自宅でレッスンを受講できるため、送迎や移動時間が不要です。
気軽にレッスンすることができてとてもラクでした。
感染症の心配不要・マスク不要
自宅でのレッスンなのでコロナウイルスなどの感染症の心配がなく、マスクをせずにのびのび運動できます。
双方向のコミュニケーションができる
zoomを使用して双方向でリアルタイムなレッスンができます。
娘は恥ずかしがって、自分と先生の表示でレッスンしていましたが、同時に受講している数名のお子さんの声も聞こえるのでワイワイ楽しくお話ししていました。
先生が何度も名前を呼びかけてくれたり、話かけてくれるので先生が近くにいるような感覚になっていたようです。
子供が自分のレッスンに集中できる
お子さんの性格にもよりますが恥ずかしがり屋さんや団体行動が苦手なお子さんは、自宅という慣れ親しんだ環境で自分だけでレッスンが受講できます。
他のお子さんの番を待つ時間が不要なので、自分だけに集中してレッスン時間を多くとることができます。
コスパがいい
オンラインなので月謝が通所タイプの習い事より安いです。
月額料金が1世帯あたりなので兄弟何人で受けても同じです。
レッスン録画動画が何度でも視聴可能なので、何度でも取り組めます。
レッスンの振替が何度でも可能
万が一、欠席してしまっても振替回数の制限なく振替可能です。
娘もちょうど無料体験レッスンの2回目を予約していた日の前日の夜から胃腸炎になってしまいました。
急遽、当日の朝に受講できなくなってしまったことを連絡したのですが、すぐにメールの返信があり変更することができました。
へやすぽのデメリット
無料体験レッスンを通して感じたデメリットをまとめました。
触れ合っての指導は受けられない
オンラインレッスンなので直接、手取り足取りレッスンを受けることができません。
鉄棒など実際の器具を使用せず、子供が楽しみながら遊び感覚でできる内容になっていました。
見本の映像が流れるので、わかりやすかったです。
親が手伝う必要がある
まずレッスンをはじめるにあたってのスペースや環境作りを親がやらなければなりません。
親子でする運動もあるため保護者も多少体力を使います。
体験レッスンでは、タオルを引っ張ったりするので子供が大きいと少しキツイかもしれません。
へやすぽ無料体験レッスンを受講した感想
娘に感想を聞いてみましたが、とっても楽しかったようでまたやりたいと何度も話していました。
保護者としては子供が楽しんでいたというのが一番良かったことですが、私自身も楽しかったです。
子供がYoutubeやゲームばかりやりたがるのでいつも怒ってしまうのですが、代替えとしての楽しみを与えてあげる余裕のない自分自身を日々反省しています。
自宅でレッスンを受けられるので、隙間時間に親子で一緒に参加して楽しむことができました。
今回の体験レッスンが子供と笑い合って過ごせる時間となり、子育てを楽しむヒントを与えてくれたように思います。
ちょっとした工夫で子供との時間を楽しくすることができるのですが、忙しいとついついそんなことを考える余裕がなくなりがちです。
新たなことに挑戦させてもらって、親子でとても良い経験になりました。
