もうすぐ新入学シーズンです。
我が家も下の娘が4月から小学校に入学します。
小学校入学で心配なのが登下校です。
上の子は春から小学4年生になりますが、入学時に登下校の見守りをどうしようか悩みました。
当時は子供の見守りに特化したサービスの選択肢が今ほどなかったため、子供の見守りサービスとして小型GPSのGPS BoTを選びました。
キッズケータイと小型GPSのどちらがいいか検討しましたが、あれから3年ほど経過し、下の子の入学のタイミングで改めて調べたところ、見守りサービスに各社参入して選択肢が豊富になっていました。
求める用途にあったサービスを選びたいです。
・キッズケータイと小型GPSの違いについて知りたい方
我が家は、子供の居場所を知るために子供の見守りサービスは小型GPSを利用していました。
上の子が約3年間お世話になったのは【GPSBoT】という小型GPSです。
キッズケータイか小型GPSのどちらがいいか悩んだので、選び方についてまとめました。
子供の見守り方法の選び方
子供の見守りサービスにおいて一番に求めるものでありメインの機能は、子供の居場所を知ることができることです。
それ以外の付加価値・初期費用・ランニングコストなどから求める利用方法にあった最適なサービスを選んでいきます。
様々な子供の見守りサービスの提供が増えてきたので、サービスの選び方について考えました。
子供の居場所を知るために選ぶサービスとしてまずは、キッズケータイが挙げられます。
子供の学校が携帯電話の持ち込み禁止でなければ、まず一番最初に頭に浮かびました。
子供の見守り方法としてキッズケータイを選ぶポイントとして、重要なのはこの1点です。
子供と通話またはメールで必ず連絡できること
これが必須だとお考えならば、キッズケータイ一択になります。
小型GPSは、通話やメールをする機能がついていません。
小型GPSの中には、ボタンで合図できる機能があるものもありますが、子供と通話したり細かな双方向のやりとりを求めている方は、キッズケータイになります。
ただし、入学予定の小学校が携帯電話の持ち込みが禁止でない場合に限ります。
携帯電話が持ち込み禁止の場合は、小型GPSをご検討ください。
キッズケータイについて
キッズケータイについては、携帯大手3社がサービスに力を入れてそれぞれ販売しています。
TONEなどキッズ向けに制限をかけてスマホを利用する方法では、スマホも選択肢に入れることができますが、今回は低学年の子供へ持たせるものとしてガラケータイプのキッズケータイと比較しています。
キッズケータイのおすすめポイントは、子供を見守りたいという親として求める機能やサービスはほぼ搭載されていることです。
キャリアによっては、緊急時にセコムなどの駆けつけサービスを付帯させることもできます。
いろいろ便利なのは間違いありませんが、その分費用が高く、1つ1つのサービスに追加料金がかかる場合が多いのがデメリットです。
我が家も実際に検討したのでメリットとデメリットをまとめました。
まず、前提として親と同じキャリアのキッズケータイを持たせることが必要です。
親が他社へ乗り換え予定がある場合や、格安MVNOを利用しているといった場合は、あまりおすすめしません。
キッズケータイのメリット
・子供と直接連絡がとれること
最大のメリットは子供と直接連絡がとれることです。
我が家は、春に小4になる上の子にはついに携帯電話を持たせたのですが、スマホが当たり前になった現代では便利さと安心を実感します。
小学校高学年になると塾などの習い事が増えて行動範囲が広がるので、携帯電話が便利になってきます。
何かトラブルがあった時に、子供から直接連絡がとれることは、親だけではなく子供にとってもお互いに安心感が得られます。
しかし、忘れ物を届けて欲しいといった連絡もできてしまうので、そういう安心感じゃないぞと子供に言いたくなることもあります。
・防犯ブザーと一体になっているものが多い
スマホタイプ以外のキッズケータイは防犯ブザーと一体になっているものが多いので防犯ブザーを別で買わなくていいです。
キッズケータイのデメリット
・費用が高い
契約事務手数料・機種代・月額利用料・親のGPS確認用アプリ月額利用料・GPSサーチ料金などがかかります。
通話もできるため携帯電話としての契約になるので、月額利用料がかかり、小型GPSのみとはランニングコスト面で大きく違います。
また、子供のGPS利用の第一目的が、子供の送迎時間の把握でした。
子供が電車に乗った時間がだいたい把握できるので、学校や習い事の送迎のタイミングがわかります。
頻繁に居場所をサーチしたいのですが、携帯会社のGPS利用においてはサーチ1回につき費用がかかるものが多いです。
そもそも親が子供の位置を確認するためのアプリの利用料が月額でかかります。
気軽に今どこにいるか調べたいのに、1つ1つコストがかかるのがデメリットでした。
・親のキャリアと合わせる必要があり契約年数や利用サービスに縛りがある
これは今後、契約解除料が撤廃されそうなので気にならなくなるかもしれません。
親が携帯を機種変更するタイミングと子供のキッズケータイ契約のタイミングが合えばいいのですが、同時に機種変更するか他社に移らない限りバラバラになります。
その場合、親のキャリアと違うことで利用できないサービスが出てくるので子供を見守るというサービスを活かしきれなくなります。
・使い方を教える必要がある
小型GPSは、子供のランドセルに入れておくだけで、子供の位置情報を知ることができますが、キッズケータイは子供自身に通話やメールの仕方など使い方を教える必要があります。
・ICリテラシーが未熟な子供に持たせるには心配
機種によってはインターネットに繋がるものもあるため、インターネットの危険性や使い方をさらに教える必要がある上、日頃からチェックしておかなければ心配です。
キッズケータイを選ばなかった理由
上の子の時にキッズケータイのGPS機能を利用しなかった理由として、親のキャリアと同じじゃないとGPSで居場所をサーチするアプリが利用できなかったことが大きいです。
私が当時、auを利用していたのですが契約の2年縛りがあった頃なので子供の入学後、数ヶ月後には他社に乗り換えをする予定でした。
そのため親が子供の居場所を見ることができない時点で選択に入らないのですが、たとえ同じキャリアだったとしても縛りが多いのがデメリットです。
夫が単身赴任中で私も仕事があるため、子供のお迎えは私以外に祖父母にもお願いすることがあります。
子供の居場所を複数人で見守ることができることが重要なポイントでした。
キッズケータイは、アプリの利用人数に制限があり、複数人での見守りに対応していない場合が多く、この点も選ばなかった大きな理由です。
最後に、やはり費用が高いです。
子供の居場所検索に都度、費用がかかります。
1回3〜5円程度ですが、気軽に居場所を調べたいのに1回1回費用がかかるので、気軽に検索できません。
親が居場所を見るためのアプリを入れなければならず、そのアプリ代も月額料金がかかります。
トータルコストとして、子供のキッズケータイの契約時に事務手数料・機種代金などの初期費用がかかる上、ランニングコストとして子供の携帯の月額利用料・通話料・メール送受信料・親のアプリ月額利用料・子供の居場所のサーチ料がかかります。
今後利用しやすく改善されていけばいいのですが、携帯電話なので契約が絡んできて、費用などが複雑でわかりにくいです。
結局、低学年の間はキッズケータイでのGPS利用は見送り、小型GPSを持たせました。
小型GPSについて
上の子が小学校に入学するタイミングで子供の居場所を知るための見守りサービスとして小型GPSを利用してきました。
当時はあまり選択肢がなかったので、【GPS BoT】を約3年間利用しました。
小型GPSについては、子供の見守りに特化したサービスへの参入が増えてきたので、各社特色を打ち出してさらに選択肢が広がっています。
小型GPSのメリット
我が家は、3年間【GPSBoT】を利用してきました。
・機能がシンプル
小型GPSは、子供の居場所を知らせてくれるという機能に特化しているので、シンプルに子供に持たせておけばいいだけです。
子供のランドセルに入れておくだけで、子供の居場所や移動経路を知ることができます。
・費用が安い
GPSBoTのような小型GPSでの見守りサービスを提供する数社を比較していますが、GPSBoTに関していえば、最初に本体を5,280円で購入し、あとは月額利用料528円のみ毎月支払えば利用できます。
他社も費用面では似ていて、差はありますが本体代金5,000〜13,000円程度、月額約500〜800円程度で利用できます。
購入方法が、GPSBoTやみもりなど最初に本体代金のみ支払って、毎月月額利用料を支払うタイプと、ソフトバンクのどこかなGPSやFamilyDotのような2年間の利用料込で一括で支払うタイプがあります。
どちらも月額換算すると、月額約500〜800円で利用できますが、2年分の利用料込のサービスは、2年以上使用することが決まっている場合は2年間分を一括で支払ってしまうので最初の2年間は費用の支払いがないまま利用できます。
小型GPSのデメリット
・本体買切りのものが多い
本体買切りのものがほとんどなので、一度使い始めると数ヶ月だけお休みといった使い方ができません。
一度解約してしまうと、その端末はもう使えなくなってしまうため再度本体の購入が必要になります。
現在、小型GPSサービスを提供する会社が複数ありますが、本体の購入が必要でお試し利用ができるものがないため一度、購入したらしばらくは同じサービスを利用する覚悟でお選びください。
・子供と細かな連絡をとりあうことはほぼできない
キッズケータイのようにリアルタイムで通話やメールのようなやりとりができません。
soranome(ソラノメ) やどこかなGPSは、本体のボタンを押すと親のスマホに連絡できる機能があります。
この機能を、迎えにきて欲しい時や各家庭で決まった目的を決めて連絡手段として使用することはできます。
ただ、ボタンが押された通知がくるだけなので、細かなやりとりができるわけではありません。
子供と連絡はとりたいけどまだケータイを持たせたくない方は、本体代金が19,800円で少し高くなりますがその分機能が充実しているconeco (コネコ)というGPSがあります。
現時点では、アプリに登録できるのが1名だけなので複数人で見守ることができません。
事前に決めた定形文のやりとりができるので、画面の分少しサイズが大きくなりますが子供との連絡が可能です。
カーメイトが提供している小型GPSで、本体代金19,800円に月額利用料480円で利用できます。
まとめ
子供との通話やメールのやりとりが必要なければ、低学年のうちは小型GPSが最適です。
ランドセルやポケットなどに忍ばせておけるサイズなので、子供が学校を出たかどうかやどこで遊んでいるのかなど居場所が手軽に確認できるのがとっても便利です。
移動履歴もわかるので子供がどこかに寄り道していたのかもわかります。
我が家も娘の小学校入学にあわせて、どのGPSにするか検討しています。
オススメな小型GPSをご紹介します。
おすすめ小型GPS
春から新たに下の子に何を持たせるか調べていましたが、3年間使用して使い勝手がよくわかっているGPS BoTに第2世代という新機種が発売になりました。
GPS BoTの不満だったバッテリーが大幅に長持ちするようになっていたのでもうこれに決めかけていましたがもう1つ同じくらい素晴らしいサービス内容のGPSを見つけました。
写真共有アプリ「みてね」を運営しているmixiから新たな見守りサービス【みてねみまもりGPS】の提供が2021年3月上旬から始まることがわかりました。
こちらは3月8日発売で現在、先行予約受付中です。
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利用料金・機能・バッテリー容量などどれも良さそうなのでサービス開始が楽しみです。